2025年最新版|茨城県の神社のお祭りおすすめ7選|日程・歴史・見どころガイド

2025年最新版|茨城県の神社のお祭りおすすめ7選|日程・歴史・見どころガイド
※本記事の記述は神社公式・自治体・観光機関・地元メディアの公開情報をもとに作成しています。
開催日や運用は年により変わる場合があるため、直前に公式発表をご確認ください。

「家族で出かける思い出に残る祭りを探している…」
「カメラ片手に日本の伝統を切り取りたい…」
そんな方にぴったりなのが、茨城県各地の神社で繰り広げられるお祭りです。

霞ヶ浦や鹿島灘を背景に、勇壮な船祭りや幻想的な綱火、軽快な囃子が響く伝統行事が息づいています。

観る楽しさはもちろん、屋台グルメや夜空を彩る光景など、五感で味わえるのも魅力。

今回は茨城県の神社祭りから、歴史と迫力を兼ね備えた7つを取り上げます。

旅行計画の参考にしてみてくださいね。

目次

麻生祇園馬出祭り|八坂神社に伝わる勇壮な神馬行列

行方市の八坂神社で行われる「麻生祇園馬出祭り」は、江戸時代から続く祇園信仰に由来するとされます。

見どころは、神馬を先頭に町を練り歩く勇壮な行列。
白装束の担ぎ手と祭り囃子が相まって、地域全体が熱気に包まれます。

馬が力強く地を蹴る瞬間や、山車がカーブを切る迫力は写真好きに人気。

夕暮れ時は提灯の明かりが揺れ、幻想的な雰囲気に変わります。

子ども連れなら屋台グルメを楽しみつつ、少し離れた場所から見守るのがおすすめ。
夏の茨城らしい熱気を体感できるお祭りです。

開催日毎年7月の最終土曜日から日曜日
2025年度は7/6、7/6
開催場所行方市麻生にある麻生八坂神社(天王崎公園付近)*
アクセスJR常磐線「取手駅」東口より徒歩12分。
取手市立図書館わき。
ご利益疫病退散・厄除け・安産・子授け・良縁成就
露店・屋台守谷市の八坂神社(祇園祭)では毎年7月最終土曜日に露店や屋台が並び、取手市の八坂神社例大祭(毎年8月1~3日)でも露店・屋台が出店
公式サイトhttps://toride-yasaka.or.jp/

潮来ばやし|素鵞熊野神社で響く軽快なリズム

潮来市の素鵞熊野神社で奉納される「潮来ばやし」は、江戸時代からの伝統芸能。

太鼓や笛の軽快なリズムに合わせて踊りが披露され、観客も自然と体が動き出すような陽気な雰囲気に包まれます。

特に夕暮れから夜にかけての時間帯は、祭り囃子が川辺に響き渡り、潮来らしい水郷の情緒を感じられる瞬間

観光で訪れるなら、川沿いを散策しながらお囃子を耳にするのも一興です。

家族連れには、子どもが楽しめる軽食屋台もあり、地元の人との触れ合いも魅力の一つ。

開催日毎年8月の第1金曜日から日曜日までの3日間
2025年度は8/1 〜 8/3開催予定日
開催場所素鵞熊野神社を中心に潮来地区
アクセスJR鹿島線「潮来駅」から徒歩約15分
ご利益五穀豊穣、商売繁盛、疫病災難除け、学問、そして恋愛成就
露店・屋台潮来祇園祭禮で出展
公式サイト

大畑のからかさ万灯|鷲神社に舞う巨大提灯の灯火

土浦市・鷲神社で行われる「大畑のからかさ万灯」は、直径約5mもの大きな傘に無数の提灯を吊るした巨大万灯が登場する幻想的なお祭りです。

点灯された瞬間、夜空に浮かぶ光の傘は観客を魅了します

火の粉が舞い散る光景は迫力満点で、撮影スポットとしても人気。

おすすめは風が穏やかな日の夜、提灯がゆらめくシルエットを望遠で切り取ること。

屋台では地域の名物料理も味わえ、夜風に吹かれながら家族や友人と過ごす時間は格別です。

開催日2025年 8/15
開催場所茨城県土浦市大畑1181(鷲神社)
アクセスJR土浦駅から車で20分、常磐道土浦北ICから車で約10分
ご利益農作物の豊穣や、五穀豊穣、大漁といった、生活に深く関わる願い
露店・屋台主に雨乞いの神事
公式サイト

鹿島神宮御船祭|日本三大船祭の壮観な神幸行列

鹿嶋市の鹿島神宮で12年に一度行われる「御船祭」は、日本三大船祭のひとつ

御座船に神霊を乗せ、数十隻の供奉船が行列をなす光景は圧巻です。

水上を進む船団は、まるで歴史絵巻を見ているかのよう。

沿道や川辺から眺めるのもよいですが、撮影好きなら高台や橋の上から全景を狙うのがおすすめです。

祭り当日は周辺道路が混雑するため、早めの到着が安心。

地域の誇りを象徴する壮大な神事は、一生に一度は見ておきたいお祭りです。

開催日12年に一度の式年大祭であり、
午年の9月1日から3日にかけて開催される神幸祭
開催場所茨城県鹿嶋市の鹿島神宮から始まり、常陸利根川を経て、香取市(千葉県)まで
アクセスJR鹿島神宮駅から徒歩約10分
ご利益勝利祈願・必勝祈願
露店・屋台御船祭では、神事や水上行事が中心となるため、一般的な露天や屋台の出店が必ずあるとは限りません。
公式サイト

常陸国総社宮大祭|豪華絢爛な山車が市街を練り歩く

石岡市の常陸国総社宮で行われる「大祭」は、関東三大祭のひとつに数えられる大規模な行事

色鮮やかな山車と獅子舞が市街地を練り歩き、観客を魅了します。

特に夜間、提灯に灯りがともされた山車が並ぶ様子は幻想的で、観る人の心を揺さぶります。

子どもと一緒に訪れるなら、昼間の獅子舞や屋台巡りが楽しみやすいでしょう。

市内中心部で行われるためアクセスもしやすく、観光客にも人気の高いお祭りです。

開催日毎年9月15日と敬老の日を最終日とする3連休
開催場所茨城県石岡市にある常陸國總社宮
アクセス石岡駅からは「①番乗り場、フラワーパーク経由、八郷小幡・柿岡車庫行き」のバスに乗車し、「宮下バス停」で下車、徒歩3分
ご利益家内安全、厄除け、心身堅固、万難霧消
露天・屋台例大祭(石岡の祭り)の際に、多くの露天・屋台が石岡市中心部に出店
公式サイトhttps://sosyagu.jp/

あんばばやし|大杉神社に響く勇壮な囃子

稲敷市の大杉神社で行われる「あんばばやし」は、勇壮な太鼓と掛け声が響き渡る迫力ある祭り。

五穀豊穣や無病息災を願う神事として伝わります。

見どころは威勢のいい太鼓とリズミカルな囃子。

夜が深まるほど音の響きは増し、観客の心を揺さぶります。

祭りに合わせて境内には多くの屋台が立ち並び、地元グルメを味わえるのも楽しみの一つ。

エネルギッシュな雰囲気を間近で感じたい方におすすめです。

開催日毎年10月
開催場所大杉神社(稲敷市)
アクセス圏央道「稲敷IC」から国道125号を右折、約3キロ
JR成田線「下総神崎駅」からタクシーで15分
ご利益悪縁切り、夢結び、縁結び、金運・財運、厄除け、子宝安産
露店・屋台毎年6月下旬の週末に開催される「大杉神社大祭」の期間中のみ出店
公式サイトhttp://oosugi-jinja.or.jp/

高岡流綱火|高岡愛宕神社で夜空を彩る火の芸術

つくばみらい市の高岡愛宕神社で行われる「高岡流綱火」は、火薬を仕込んだ筒を綱に吊るし、火花を散らしながら夜空に飛ばす勇壮な行事。

国選択無形民俗文化財にも指定されています。

綱に沿って火が走る光景は、まるで空に咲く逆さ花火のよう

観覧するなら風上側に立つと、火の粉を避けつつ安全に楽しめます。

写真愛好家にはスローシャッター撮影がおすすめ。

夏の夜にしか見られないダイナミックな伝統芸能をぜひ体感してみてください。

開催日毎年8月下旬
開催場所つくばみらい市の高岡愛宕神社
アクセスJR常磐線「岩間駅」下車。
岩間駅から神社までは徒歩で約30分、または車で約4分の距離
ご利益火難除け、家内安全、五穀豊穣、病難除け
露店・屋台
公式サイト

茨城県の神社祭りに関するよくある疑問

こんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
茨城県のお祭り旅行を計画する際に役立つQ&Aを下記にまとめましたので参考にしてみてください。

鹿島神宮の御船祭は毎年開催されますか?

御船祭は12年に一度(丑年)の開催です。通常の年は他の例祭や神事を楽しめます。

常陸国総社宮大祭の混雑を避けるには?

夜間は特に人出が多いため、昼間に訪れて山車や獅子舞を楽しむのがおすすめです。

高岡流綱火は安全に観覧できますか?

火の粉が飛ぶため、観覧エリアが区切られています。子ども連れは指定区域からの観覧が安心です。

潮来ばやしはどの場所で観るのがよいですか?

川辺の散策路からが一番情緒を感じられます。夕暮れの時間帯が特におすすめです。

茨城のお祭りは雨天でも行われますか?

多くは小雨決行ですが、荒天時は中止や規模縮小となる場合があります。
事前に公式サイトで確認してください。

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