2025年最新版|和歌山県の神社のお祭りおすすめ8選|日程・歴史・見どころガイド

2025年最新版|和歌山県の神社のお祭りおすすめ8選|日程・歴史・見どころガイド
※本記事の記述は神社公式・自治体・観光機関・地元メディアの公開情報をもとに作成しています。
開催日や運用は年により変わる場合があるため、直前に公式発表をご確認ください。

「熊野古道や高野山だけでなく、和歌山の祭りも体験してみたい」
そんな方におすすめしたいのが、各地の神社で今も受け継がれる祭りです。

紀州徳川家の権威を映す和歌祭、火の粉が舞う神倉神社のお燈まつり、そして鯨漁文化を伝える三輪崎の鯨踊り。

荘厳で勇壮なものから、地域に密着した素朴な祭りまで多彩で、旅のハイライトになること間違いなしです。

ここでは、和歌山県でおすすめの神社祭りを7つご紹介します。

目次

那智の扇祭り|「那智の火祭り」とも呼ばれる荘厳な例大祭

熊野那智大社で毎年7月14日に行われる例大祭「那智の扇祭り」。

国の重要無形民俗文化財に指定される、和歌山県を代表する祭りです。

見どころは、那智大社から滝前の飛瀧神社へと渡御される、太陽をかたどった高さ約6mの「扇神輿」が12体。

それを大松明の火が参道に乱舞しながら清める「火と水」の神事に圧倒されます。

火の粉が舞い、勇壮で厳かなその様はまさに魂を揺さぶる体験です。

記憶に残る瞬間として、宿泊特典の拝観席プランも人気です。

和歌祭|紀州東照宮の豪華絢爛な大祭

和歌山市の紀州東照宮で行われる「和歌祭」。

徳川家康を祀る東照宮の大祭として江戸時代から続き、関西随一の壮麗さを誇ります。

見どころは、数千人に及ぶ大行列。

武者や稚児、装飾を施した山車などが市街を練り歩き、まるで江戸絵巻が蘇ったような雰囲気です。

勇壮な御神輿渡御や舞楽奉納もあり、歴史と格式を一度に体感できます。

春の和歌山市観光と合わせて訪れると、街全体が華やかに映ります。

開催日毎年5月第2週の日曜日
開催場所紀州東照宮および和歌浦周辺
アクセス・JR和歌山駅・南海和歌山市駅 バス 25分 「権現前」下車すぐ
・阪和自動車道和歌山IC 車 20分 もしくは海南ICから車で15分
ご利益開運厄除、家内安全、商売繁盛、無病息災、安産祈願
露店・屋台
公式サイトhttps://www.kishutoshogu.org/

木まつり|伊太祁曽神社に伝わる木の神様の祭り

和歌山市の伊太祁曽神社で行われる「木まつり」。

木の神を祀る同社ならではの行事で、古くから林業や大工に携わる人々に信仰されてきました。

見どころは、木遣り唄や奉納相撲といった勇壮な奉納行事。

木を使ったユニークな神事もあり、「木の神様」に感謝する和歌山らしい祭りです。

参拝すれば家屋の安全や仕事運にご利益があるとされ、建築やものづくりに携わる方々の参拝も多いのが特徴です。

開催日毎年4月第1日曜日
開催場所和歌山県和歌山市伊太祈曽558にある伊太祁曽神社
アクセス電車なら和歌山電鐵貴志川線「伊太祈曽駅」から徒歩約5分、車なら阪和自動車道「和歌山IC」から約20分、または**「和歌山南スマートIC」から約5分
ご利益厄除け・開運、病気平癒、航海安全、大漁、交通安全、そして木材業・林業の安全と繁栄
露店・屋台
公式サイトhttps://itakiso-jinja.net/

えび祭り|加太春日神社で海の幸を祈願

和歌山市の加太春日神社で行われる「えび祭り」。

その名の通り、海老を奉納して豊漁と航海安全を祈願するユニークなお祭りです。

見どころは、御神輿が海辺を練り歩き、地域の漁師たちが勇ましく担ぎ上げる姿。

境内には地元の海産物を使った屋台も並び、海の恵みを存分に味わえます。
観光客には「海と祭りと食」を一度に楽しめるイベントとして人気です。

開催日毎年5月の第3土曜日
開催場所加太春日神社(和歌山県和歌山市加太1343)
アクセス南海加太駅から徒歩約10〜15分
ご利益「大漁」と「無病息災」
露店・屋台神輿渡御の際にキッチンカーの情報有り
公式サイトhttps://www.hir.ne.jp/e3/omiya/

田辺祭|鬪雞神社で行われる豪華な山鉾行事

田辺市の鬪雞神社で行われる「田辺祭」。450年以上の歴史を誇る和歌山三大祭のひとつです。

見どころは、絢爛豪華な山鉾(やまぼこ)の巡行。

京都祇園祭を思わせるような華やかさですが、より地域に密着した雰囲気があります。

山鉾同士が交差するときの迫力や、提灯の灯りに彩られる夜の姿も必見。

熊野古道観光と合わせて訪れるのに最適な祭りです。

開催日毎年7月24日と25日
開催場所鬪雞神社、「おかさ」のルート周辺の街中
アクセスJRきのくに線紀伊田辺駅下車 徒歩5分
ご利益勝運、健康、極め(極守)
露店・屋台
公式サイトhttps://www.toukeijinja.or.jp/acceess/

御坊祭|小竹八幡神社に伝わる紀州一の荒祭り

御坊市の小竹八幡神社で行われる「御坊祭」。

通称「紀州一の荒祭り」と呼ばれ、勇壮さで知られています。

見どころは、豪華な屋台が町を駆け抜ける迫力の曳行。

若衆たちの熱気と掛け声が響き渡り、観客も一体となって盛り上がります。

夜には提灯が灯り、昼間とは違った幻想的な雰囲気に変化

力強さと華やかさを兼ね備えた和歌山らしい祭りです。

開催日宵宮 :10月4日
本祭 :10月5日
開催場所和歌山県御坊市薗にある小竹八幡神社
アクセス紀州鉄道「西御坊駅」から徒歩3分、またはJRきのくに線「御坊駅」から「印南町役場行」のバス「小竹八幡神社前」~徒歩1分
ご利益武運長久や必勝祈願のほか、商売繁盛、豊穣、交通安全
露店・屋台
公式サイト

お燈まつり|神倉神社の火の祭典

新宮市の神倉神社で行われる「お燈まつり」。

国の重要無形民俗文化財に指定される勇壮な火祭りです。

見どころは、白装束の男たちがたいまつを手に、538段の急な石段を一斉に駆け下りる光景。

火の粉が飛び散り、まさに命がけの迫力があります。

観光客は安全な観覧場所から見守るのがおすすめ。

熊野の神秘と荒々しさを体感できる、日本屈指の火祭りです。

開催日毎年2月6日に行われる勇壮な火祭り
開催場所和歌山県新宮市の神倉神社(熊野速玉大社の摂社)
アクセスJR新宮駅から徒歩約15分、または車では熊野大泊ICから国道42号線経由でアクセス可能
ご利益家内安全や縁結び
露店・屋台
公式サイト

三輪崎の鯨踊り|鯨とともに生きた文化を今に伝える

新宮市の三輪崎八幡神社で行われる「三輪崎の鯨踊り」。

江戸時代の捕鯨文化を今に伝える祭りです。

見どころは、鯨を模した大きな人形と踊り手たちのユーモラスな舞。

勇壮な動きの中にどこか愛嬌があり、子どもから大人まで楽しめます。

海と生きてきた三輪崎の歴史を象徴する行事で、文化財としての価値も高い祭りです。

開催日例大祭:毎年9月
開催場所三輪崎八幡神社
アクセスJRきのくに線の「三輪崎駅」から徒歩約10分
ご利益勝運・出世開運・厄除け・家運隆昌・国家鎮護など
露店・屋台
公式サイト

和歌山県の神社祭りに関するよくある質問

こんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
和歌山県のお祭り旅行を計画する際に役立つ質問を下記にまとめましたので参考にしてみてください。

和歌山で最も勇壮な祭りは?

神倉神社のお燈まつりは日本屈指の火祭りで、迫力が段違いです。

海に関係する祭りはありますか?

加太春日神社のえび祭りと三輪崎の鯨踊りは、海の文化を色濃く伝えています。

家族で楽しめる祭りは?

和歌祭や田辺祭は山車や行列が華やかで、子ども連れでも楽しめます。

写真映えする祭りは?

宵の田辺祭、火の粉が舞うお燈まつり、幻想的な和歌祭の行列は特におすすめです。

林業やものづくりに関わる人に人気の祭りは?

伊太祁曽神社の木まつりは「木の神様」を祀る独特のお祭りで、ご利益を授かれるとされています。

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